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2013年11月 4日 (月)

点5のお客さんがカップルでご来店。女子クルーが入ってゲームが始まりました。若い女性は初心者のようで、男性がアドバイスしながら打っています。
女子クルーが先行リーチ。待ちはカンチャンですが、東パツで、赤が1枚あればリーチでOKだと思います。

2013y11m04d_015353562

男性が追いかけリーチ。すぐに8ソの暗カンがあり、女子クルーはガックリ。男性がアガったの3メンチャンの素晴らしい待ちですた。

2013y11m04d_015445687

8ソが離れてあいるので、気付きにくいかもしれませんが、リーチ後のこの暗カンは認められません。「アガリ形が変わる暗カンは禁止。たとえ待ち牌の種類が変わらなくても」。下図で7ソでアガった場合、8ソを暗カンしてると、三色が付かなくなってしまいます。

2013y11m04d_015457062

女性クルーは、暗カンのショックで気付かなかったのか、そのまま次のゲームに進んでいました。

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親方から」カテゴリの記事

コメント

⑥⑦⑧一二三5556888の手をリーチし、リーチ後に8を暗槓し4をツモあがった男性の方、本来ならチョンボですよね?
女性クルーの唯一の当たり牌である8を暗槓された精神的なショックは仕方ないし、お気持ちは察します。
ただ、それを親方は直にご覧になっていたのだから、「リーチ後は待ちが変わらなくてもメンツ構成が変わってしまうなら、暗槓はできない」という旨を伝えつつ、正しいルールで裁定するのが筋なのではないでしょうか?本来なら2000・4000(親なら4000オール)を支払っているところを、1300・2600(親なら2600オール)の収入となっているのだから、点差的にもゲームに大きな支障が出ています。

「リーチ後の暗槓」についてですが、私が見る限り、フリーで打つにも関わらず、正確に落とし込まれていないケースが多いので、この機会にシェアさせていただきます。

まず、リーチをかけていない状態であれば、制限はありません。
ただし、リーチをかけている状態であれば、以下の3つの条件を全て満たして初めて可能になります。

(条件1)待ちが変わらないこと。

これが最も簡単な例だと思います。例えば
123789③④⑤四五五五でリーチ

待ち牌は、三四六ですが、リーチ後に五を持ってきて暗槓をした場合、
123789③④⑤四 暗槓(五五五五)となり
待ちが四だけになってしまいます。

したがって、このケースでは不可ということです。

(条件2)メンツ構成が変わらないこと。

このケースは最も難しい例ですね。例えば
1113444⑤⑥⑦八八八でリーチ

4の暗槓は(条件1)のように、待ちが変わってしまうため不可ですが、1も暗槓できません。「1を暗槓しても待ちが変わらないから良いのでは?」と思うかもしれませんが、これも不可なのです。

というのも、2であがった場合のメンツ構成について考えてみれば分かります。

4を暗槓しなければ
(A)111(暗刻)34(両面待ち)44(雀頭)とも
(B)111(暗刻)3(単騎待ち)444(暗刻)
(C)11(雀頭)13(嵌張待ち)444(暗刻)とも
取ることができます。

しかし
4を暗槓してしまうと
上記パターン(C)である
11(雀頭)13(嵌張待ち)444(暗刻)と
取ることができなくなり、メンツ構成に変化が出てきます。

男性の上がった手牌もこのパターンに入ります。

⑥⑦⑧一二三5556888でリーチ

5を暗槓すると、467待ちが67待ちになり、4待ちがが消えるので不可ですが、8を暗槓すると、
55(雀頭)56(両面待ち)888(暗刻)や
555(暗刻)6(単騎待ち)888(暗刻)のパターンが残っていても
555(暗刻)68(嵌張待ち)88(雀頭)のパターンが消えてしまいます。

ちなみにですが
678六七八5556888をリーチした後に8をツモった場合、暗槓できない理由についてですが、論理が取り違えられてます。

「7で上がった場合に678の三色がつかなくなってしまう」と記してありますが、正確には「555(暗刻)68(嵌張待ち)88(雀頭)のパターンが消えてしまうから」なのです。役がつくかどうかではなく、メンツ構成が変わるかどうかが論点になっているはずです。

(おそらくクルーがイメージしやすいように、678の三色が消えてしまう例を挙げたと察しますが、論理展開が間違っていては、本質を捉え間違えてしまう恐れがあるので、付記させて頂きました。)

この(条件2)に引っかかる場合ですが
⓵⓵②②③③3334666
⑥⑦⑧三四五4445777
⑨⑨⑨五六七6667999
のように筋牌が暗刻になっており、
且つその筋牌の内側に雀頭になる可能性のある牌がある場合が、メンツ構成が変わるパターンになります。

似たようなパターンでも
⓵②③五六七5556999でリーチした場合
9を暗槓することはできます。

9を暗槓した後は
⓵②③五六七5556 (暗槓)9999となり
待ちもメンツ構成も変わらないし、この後論じる(条件3)も満たすことができるからです。
無論、5の暗槓は467待ちが6待ちだけになるので不可なのは、言うまでもありません。

(条件3)ツモった牌と同じ牌であること

このケースは(条件2)ほど難しいものではないのですが、意外に見落としてしまうケースがあります。

例えばですが
678二三11555567でリーチ

この手牌の55567の部分をピックアップしてみると、555(暗刻)567(順子)という構成になっています。

しかし、この手牌に8を持ってきて5を暗槓することが不可なのです。

というのは、555(暗刻)567(順子)の構成が、
5555(暗刻)678(順子)という構成になり
567の順子が678と変化してしまうからです。
つまり、元々あったメンツ構成が変化してしまうため、このケースでのリーチ後の暗槓は不可なのです。

この(条件3)で述べた暗槓のことを「送り槓」と言います。

もしどうしても5を暗槓したいなら、リーチ前にすれば良いことですね。

678二三11555567をダマにしておいて8を持ってきて5を暗槓するのはOKです。

678二三11678 (暗槓)5555の形でテンパイをし、リーチをしたことになるからです。3つの条件のうち、いづれも引っかかっていません。

リーチ後の暗槓の可否は、判断が難しいところですが、プレイヤーがゲームをスムーズに正しく進行していくためにも、必要なことであるはずです。

リーチ後に暗槓をする場合は
「待ちが変わらないか?」
「メンツ構成が変わらないか?」
「ツモってきた牌と同一の牌か?」
と自問自答してみれば、おのずと正解を導くことができます。

hideさん、コメントありがとうございます。ご指摘の「親方が裁定すべきでは?」ですが、たぬでは卓内から要請が無い限り、卓外から声掛けは原則としてしていません。点数間違いなどもです。卓内のクルーが気付くように、さらに教育いたします。

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