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先の西原さんの九連の記事に関連して、近代麻雀のコラムに書いたことがあるエピソードです。対局者の一人が大長考の末に、手牌からドラを切りました。しかも次巡も手出しのドラ切りです。周りは顔を見合わせて、不審がりました。
実はこういうテンパイのところに(1)を引いたそうです。
ドラのトイツ落としの後、すぐに九連のツモって、私たちも納得がいきました。
ちなみに、2-5-8が先にアンコになると、九連はまず無理。九連のテンパイに移行する前に、たいていはアガってしまうからです。上の牌姿にツモ(5)、その後(1)を引けば九連のテンパイ。でも先に(5)がアンコになると、素直に九連にはなりません。
知ってても10年に1回も役に立たないセオリーです。
(ノーマン・ロックウェル)
今日の夕方から、首相官邸近くで数万人がデモをするようです。混雑するので、子供は気をつけたほうが良さそうです。
「西原さん、その手で(1)を横にしてのリーチは惜しいですね。
「中を一枚切っとけば、ピンズなら何を引いても九連灯宝のテンパイになります。(3)をツモったから、(142)のテンパイ。(1)で九連灯宝(2)ならメンチン一通イイペイコ」
「やかましいやい!とっとと点棒をお払い」
ふたたび西原さんが強烈なリーチをツモる。
(369)中の待ちで、安目だがマンガン。今日は本当に勝てそうになってきたぞ。イガリンが「西原さん、その手で(1)を横にしてのリーチは惜しいですね」
「さくさくサークル」より。
イガリンこと五十嵐毅さんは、最高位戦のBリーグプロ。片ちん(片山まさゆきさん)の「スーパーズガン」に誌上最弱プロとして登場してたのを覚えている人も多いんじゃないかな。ウワサでは「ノーマーク爆牌党」の海鼠君もそうだと聞いてます。さっそく勝負じゃい!
いきなり西原さんが、リーヅモ・イッツーのマンガンをモノにしました。待ちは(145)でド高めだ。リーチ後に(7)を引いて迷ってました。
イガリンがアガり形を見て、「ほう、高めの方ですね」「うん、安目が出たらどうしようかと迷ってたの。こらこら、捨て牌の中に(4)があるぞ。
「さくさくサークル」(竹書房・角川文庫)より。
オタ風の西ポンからスタートし、途中でドラの白もポンして親マン。
一見素人っぽい仕掛けだが、これは安藤満プロの亜空間殺法にも通じる、かなり高率のよいゲーム回し。白から鳴くつもりじゃ、現在のスピード麻雀では置いていかれてしまうからです。
7月15日(日)ゆかた祭り開催します。お待ちしております。
6月から水道橋店が神保町店に名前を変えます。「水道橋店て言うから地下鉄の三田線の水道橋駅で降りたのに、となりの駅の神保町のほうが近いじゃないですか」「店の検索も神保町のほうが分かりやすいのでは」という、ご意見を参考にさせて貰いました。
電話の対応など不備があるかもしれませねんが、よろしくお願いいたします。
アルバイト募集中です。
配牌からうしゃしゃ
ところがこの後なかなかてんぱらずにずっとこのまんま
そしたら5巡目に親からリーチ速い(笑)
ふりたくないけど。。。いきたい
河に現物が字牌しかないそしてリーチ宣言牌が⑤ピンなんですよお
これ赤⑤ピン切ってベタオリ?いや私できません(笑)
もう九萬を勝負
そしたら。。。ロン
イッツーつきの18000点放銃してぶっとびましたあ
とぽぽ
東場の親番 4巡目での手牌です
私はそのままツモ切りしてしまうのですが、この牌姿を提供してくれた男子クルーは1ソー切りしたそうです
理由を聞いてみました
鳴きも視野に入れつつ、マンガンも見れるのでそうしたそうですしかも赤を使い切ることができるのですねえ
なるほどお
裏目の2ソーよりも、鳴いてタンヤオにいける七萬を手に持ったほうが、テンパイまで速いですしね
麻雀てうまくできてて、一枚余剰牌をかかえれるようになってるじゃないですか
どの牌を持つか、ほんと迷いますよねえ(笑)
ニを持っているのは、三を引いた時にピンフに移行できるから。ツモ三。
西切りでピンフですが、リーチ競争の棒テンならピンズのターツを1つ外すと早い。たとえば(2)(3)と外して、(5)(6)が重なれば最速です。イイペイコ目もありますね。
(ノーマン・ロックウェル画)
先週16日(金)夕方、に首相官邸近くに自転車で行ったら、原発再稼働反対の人たちが集まり始めてました。その後一万人くらい集まったそうですが、ほとんど報道されませんでした。半世紀前の公民権運動の時代かと思ってしまいました。
私がペン三をチー。
捨て牌は以下。
こんなテンパイでした。
手出し牌を良く見てると、チャンタ形の可能性を察知できるかもしれません。マンズで手を止めると「手ジャミ」と思われることがあります。(動作による嘘情報)
たぬの常連さんの、著者ご本人からいただきました。アコギなエピソード満載で、とてもおもしろかったです。
高田馬場店にフリーデビューらしき学生さん。緊張したのか、最初の2回戦は振るわず。3回戦目にトップ目でオーラスを迎えました。
2トイツ・リャンメン残しの、受けの広い1シャンテンです。ツモ7ソ。
ツモ切りしましたが、リーチ棒を出したく無いシーンでは、7ソを残して食いタンを狙うのもいいですね。
東場の南家。ソーズが多いけど、リャンメンも捨てがたい。ツモ東。
ペン3ソを引けば引き締まりそう。メンホン狙いでピンズ落とし。ツモ6ソでメンホンの1シャンテン。
良く見れば、6ソのほうがいいじゃないか。チートイツもあるし。ハイテイ牌は5ソ。これダメ? 東切り。
まだ他家のツモがある場合は、ポンテンできる牌を残します。
東四局トップ目できたあああ
おやっぱね
しかし
ここに子からリーチ
トップ目だけど、もう2フーロしてるし3メンチャンだし
と自分に都合のいいように解釈して、ひたすら向かっていきました
結局流局しまして、リーチの方は五萬八萬待ちでした
同じ待ちで振り込まなくて良かったあとホッとしちゃいました
これってないてなかったらチューレンなんだなあ
と勝手にテンションあがってました(笑)
ベテラン女子クルーの2シャンテン。まず中をイチ鳴き。
上家から4ソが出て、すかさずチー。
その後(9)をポンし、見事マンガンをアガり切っておりました。
メンゼンは2トイツ残しが基本なので、ドラ受けを残した7ソのツモ切りでも良さそうに見えます。ただし(6)はもう一枚引いてもアンコで使えるトイツではない。なのでタンヤオ・2トイツ残しで9ソを切ってみました。裏目を引かないことを祈りながら、次のツモは絶好の4ソ。
タンピン狙いのセオリーは(4)切り。この時は3着目だったんですが、トップ狙いの(2)切りでイイペイコ目を残しました。受け入れ枚数は変わりません。結局7ソポンのラス逃れでした~
6ソが4枚使いの所にツモ(7)。次のような理想形を目指して、8ソを切るのが大人でしょうか。
「暗カン」リンシャンから9ソで、ドラ乗らず。
一応8ソ切りですが、理想形から敢えて遠い所に来たかも。すぐに他家2軒からリーチが入りました。私も(6)を引いて、イイペイコと共に放銃が?確定しました。
常連さんが三切りでリーチ。一発ツモのニで一瞬手が止まったようでしたがツモ切り。その後他家が七を勝負。直後に同じ七をツモアガりしました。「一四七のフリテンリーチ?」と思ったんですが、そのスジは捨て牌に無い。こんな5メンチャンの七ツモでした。
「ペン3ソをツモったんだけど、三色がもったいなくて」
「ニ切りなら一発ツモでした」
「それは無いでしょ」
漫画ゴラクの取材で、山梨県の石和温泉に行きました。
「かんぽの宿」のカルガモ。
シャトー勝沼の工場見学。無料ワインの試飲を装ってグイ飲み。
ワイナリーの階段で、腰痛に襲われる。
新人女子クルーが(6)を引いて、チートイツのテンパイ。三待ちにしてました。
少しでも端の牌が出やすいと思ったんでしょうね。三切りで、以下の理想形を見るはどうでしょう。
三万点持ちの暫定トップのラス前。中盤に六を切ったら、親のメンチンに刺さってしまいました。
「三六九待ちの他に何かありますかね? ピンフは無いみたいです」
アガり牌と一以外、何を引いても私なら迷いそうです。
桐野夏生さんの小説「天使に見捨てられた夜」に、「雨の化石」が登場します。桐野さんにお願いして貰ったんですが、豆粒のような小さな丸い石です。「雷の化石」なんてのもあるんですね。
「素敵なダイナマイト・スキャンダル」にサインする末井昭さん。
前の優勝者の強豪Sさん。
片山まさゆきさんプレゼントの優勝タテと私。(漫画家の花摘香里さん撮影)
花摘さんが3ソを引いてテンパイ。テンパイ前にピンズが雀頭になると(特に3ピン)、さらに大きな手になりそうでした。
花摘さんは、見事女子部門で優勝してタテをゲットしました。
たぬカップ満員御礼。参加44人、女子10人。片山まさゆきさんプレゼントの、優勝・準優勝・女子優勝のタテ。「これ欲しい~っ 写真撮っていいですか?」村上プロの単行本も賞品に。
「残念、ツモれなかった! 2ソは1枚切れてから、ペン3ソでしたかね?」いやいや、役マンは麻雀の華ですから。
新人女子のリーチです。その並べ方だと、見ててドキドキします。
●最終情報。おかげさまで定員まであと1人です。キャンセル待ち希望の方は電話、または、直接会場までお越しください。
●半チャン5回戦。ノーレート。参加費二千円。お待ちしております。
●高田馬場店 03-3366-0075
2つの三色が狙える1シャンテンです。お約束のツモ西。
六のほうが三よりも多いので、(3)切りですかね。「ドラが1枚でもあればそうするけど、無いのでツモ切りします」という人も。
赤のリャンカンを含むイッツーの1シャンテンです。ツモ北で雀頭がアンコになってしまいました。
一気にメンホンが良さそうですね。
●追加情報。おかげさまで、だいぶ参加者が増えました。女子の参加者が増えたので、女子部門にも賞品を用意します。
●漫画家の片山まさゆきさんがゲスト出場。片山さんからプレゼント多数あり。たぬの人気ブログを書いている村上淳前最高位ももちろん登場。サイン本発売。テナーサックス奏者にして、白夜書房編集局長の末井昭さん出場。漫画原作者の朽葉狂介さん出場。たぬカップ優勝経験者も参加で激戦か。
●あと10人くらいで締めきりになります。
平日の昼間、会社も学校も家庭も顧みずに、人間にクズに向かってリーチ。(訂正・真人間に向かってリーチ)
●「親方、なんで平日の昼間という最悪のタイミングでやるんですか、せっかく出ようと思ってたのに」
●半チャン5回戦。ノーレート。参加費二千円。お待ちしております。
●当日参加希望の方は、念のため電話をしてからお越しください。
高田馬場店 03-3366-0075
新人女子クルーのチートイツ1シャンテンです。
(2)をツモったので、チートイツはやめてピンフかタンヤオに移行したい。同じ1シャンテンでも受け入れ枚数が増えます。七切りはピンフを狙う時のセオリーで(名前は無い)、先にリャンカンが埋まればピンフになります。
一方九切りは受け入れ枚数は減るものの、仕掛けるつもりなら、受け入れはかなり加速します。チーを2倍速、ポンを4倍速に換算すれば、元のチートイツ9枚待ちに比べると、飛躍的に速くなります。
九切りの後、マンズがリャンメンになれば完璧ですね。
若い常連さんの1シャンテンです。
四を引けば嬉しいタンヤオですね。ツモ九。
メンゼンの棒テンなら2トイツ残しの三切りですが、タンヤオの可能性を残してツモ切り。仕掛けるために三を残しているのかどうかは分かりません。ツモ三。
仕掛けも考えるなら九切りでしょうがツモ切り。どうやらリーチ派のようです。九を切って678のタンピン三色を見る人もいそうですね。
私はかつてパチンコ店の雀球コーナーで働いてました。
(写真はもょもとさんのブログから)
毎日のように九連宝灯を見てるので、当時はチンイツのパターンがほとんど頭に入ってたと思います。ただし、形で覚えているので、実際の麻雀のチンイツの時にも、麻雀牌を雀球のように積重ねてました。
こんなに手牌を積み重ねてたら、次のチンイツです。
待ちがバレたかどうかは分かりません。
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