末井昭さんの麻雀2
(サクサクさーくるより)
末井さんと言えば、伝説の雑誌「写真時代」の編集長として、出版会では有名ですが、実を言うとサキソフォンが吹けたりするんです。昔のことだけど、
「俺ったら、セルマーのサックスを2本も買っちゃったけどどうしよう。まだぜんぜん吹けないのに」
なんて後先を考えないことを言ってたことがあります。ついでに、「山ちゃんはキングのトロンボーンを買いなさい。そうすりゃ明日からバンドマンです」(ミュージシャンとは言わなかった)
なんて周りのひとにも楽器を買わせるの。で、カメラマンの滝本淳助さんや島本慶さんなんかといっしょに、R&Bのバンドをやることになったんです。
このバンドはすごくエラそうなバンドでした。どこのライブハウスに出演しても、絶対に前座はやらない。今はない新宿の「ルウィード」から出演依頼の電話があった時も、彼は
「え、レベッカといっしょですか。じゃ、そっちに前座をやってもらてください」と答えたのだ。
ライブの当日、レベッカのステージが終わると、お客さんはクモの子を散らすように却ってしまったのは、言うまでもありません。
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