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期待を込めて配牌を取ったらクズ手。第一ツモもクズです。
こんな時、アガリに向かうとすれば、ファン牌の重なりを期待するしかない。首尾よく重なっても、ベテランはイチ鳴きしないことも多いようです。たぬに月例のゲストで来てもらっている、最高位選の村上淳プロも、「安全牌候補として温存することが多いですね」とのこと。
ぼくは、とりあえず鳴いて1ファン付けてから、さらに鳴くかどうかを判断してます。
この程度なら、鳴いてまで手は進めません。「それなら最初から鳴くなよ」
ピンズ模様の下家が(789)とチーして七切り。どうやらセット落としに向かったみたい。「チー出しにソバテンあり」というセオリーがありますが、セット落とし(トイツやターツ)なら、まだノーテンのハズ。次に五を切ったら「うーん、ロンです」
三色は、四や4ソが裏目になるので3ソ切り。2ソでロン。いや、トップ目だったので。
ドラ入りのピンフの1シャンテンです。ツモ八で、タンヤオと速度アップを目指して(9)切り。エントツ待ちを含む完全1シャンテンなので、赤(5)も期待できます。ことろが、恐れていた九を引いてしまいました。
しかも、途中ドラの(9)カブってるし。最近この手の裏目が多いです。
南場の南家で1シャンテン。「テンパイしたら即リーじゃ」と思っていたら、ダブ南を引いて3トイツに。
ファン牌の2トイツ残しにして八切り。しまった!これじゃドラの七ツモへの対応しにくいじゃないか。五を切って、横に長くしておくべきでした。
子でツモった時の、自分対、親・ワキの点差表です。「子でチートイツのみをツモりました。親とは何点縮まりますか?」たぬの入店試験に出ることがありますが、即答率は1割以下です。
40符の欄だけでも、丸暗記しておくと便利です。(65・78だけでも)
「親方って、第一打にスジの19牌を切らないみたいですね」以前、ベテランの女性クルーに言われたことがあります。
1ソや(1)を切らないでオタ風から。初心者と同じ打ち方です。特に(1)のように、連続形になる可能性のある牌は、白よりも温存してます。オタ風→1ソ→白→(1)の順番が多いんですが、あまり気にせず右手に近い方から切ったりしてます。
ソーズを横に伸ばして2メンツにするつもりなら、オタ風の雀頭でピンフ狙いもいいですよね。
オーラス、4者接戦の卓を通りすがりにチラ見。中年の常連さんが、三色のチャンス手の1シャンテンです。
あっさりと、(2)をチーしてテンパイ取り。
ザンク条件なので、直撃か赤(5)期待、それとも下位警戒で2着狙いなのかな。そうか、6ソ引きの三色もあるんですね。
その後2ソ暗カンで、新ドラを乗せたところまでは良かったんですが、2軒リーチを受けて、ラスに転落しておりました。なーむ~。
なんと、こんな配牌が来てしまいました。赤が入っててハネマン確定なので、鳴き損ね絶対禁止のシーンです。ただし、シャンテン数の上がらない、食い伸ばしはしません。1巡目九ポン、2巡目七チー、3巡目にロン。放銃した人から見れば、まるで玄関前の交通事故(ひき逃げ?)です。
二タンキのテンパイです。ツモによる変化形は、八以外はすべて多メンチャンになりそう。頭をフル回転されてるところに、他家からリーチ。フル回転にさらに負荷がかかって、耳から煙が出そうです。
「何を引いても二切りで3メンチャン以上になる」と思っていたらツモ三。二切りなら三六九ですが、一切りもあるんですね。自信がないままに一切り。
さらにこう。
放銃とフリテンの心配でヒヤヒヤものでした。流局。
123と234の素晴らしい1シャンテン。(5)を引いて、さらに完璧な1シャンテンになりました。
ここに、マンズやピンズが重なると、2ツイツ残しの完全1シャンテン。6ソのアンコも速度アップしますが、両方ともちょっともたったいない気もします。
「死語になった麻雀用語・麻雀戦術。台頭している麻雀戦術は何か」
今回の当選者はロブスターさんに決定しました。おめでとうございます。
ロブスターさんからのレポート
「最近、ギャル雀てのが流行ってるらしいね」 週刊アサヒ芸能のコラム「やましい探検隊」の取材で、コラムニストの木村和久さんと、漫画家のとがしやすたかさんがご来店。おふたりとも、ぼくも西原さんも、古いつきあいです。
↑スぺリオールの画力対決の、とがしやすたかさんと、西原さん。↓たぬでフリーの説明中。メガネをオデコに上げてる木村和久さん。
木村さんは、かつてトレンド・ウォッチャーとして、テレビでおおぜいの女子大生をはべらせて活躍し、現在はキャバクラ評論家として有名です。「すでに、トレンド・ウォッチャーという呼び方そのものが、トレンディーじゃなくなったからね」とは、ご本人の弁。
「なんでここで働いてるの?」「ワケアリなの?」ふたりとも、盛んに女性クルーに話しかけてましたが、キャバクラのような反応は、当然ありませんでした。
本日の情けないリーチ。一見良さそうですが、実は捨て牌に(78)があるんです。途中、一瞬だけアンコで捉まえられるチャンスがあっただけに、悔やまれました。
麻雀にだいぶ慣れてきた女性クルーの手を、通りすがりにチラ見。
ちょっと首をかしげてから、ピンズのカンチャンを落としてました。「同じカンチャンなら、ドラ受けを残したほうがいい」と思ったのかもしれませんが、ここは2ソ切りがセオリーですね。カンチャンと見ずに、リャンメンとエントツ待ちが期待できます。
その後、積極的にポン。素早い決断は、上達が早そうです。
昔、歌舞伎町の裏(当時の町名は大久保)の、旅館の東風戦で目撃したケースです。勝ち頭と目されている中年男性が、その日は珍しく不ヅキ。
オーラス、13・26条件のダマテン。123の三色か、裏ドラ期待にしても、3ソか5ソあるいは五を引いてカンチャン受けの点パネくらい。(東風戦が始まったばかりの頃で、自動卓や赤牌はまだ無し)
首尾よく2ソを引いてリーチでしたが、けっきょく4枚目の1ソで振り込んでました。
元のテンパイでリーチなら、もしかしたら暗カンでトップがあったかもしれません。
東パツ、西家、常連の若いお客さんのダマテンです。ツモ(5)で1シャンテン戻し。
ソーズは345678ソのどれでもOK.。六を引いたらツモ切りかな。安めの(6)を引いてリーチ。
数巡目に6ソを引きあがって13・26.。少し首をかしげてました。
常連さんが456の三色を完成、と言ってもテンパイはしていません。ここに七を引いてツモ切り。3ソを引いてさらにツモ切り。けっきょくノーテンのままだったんですが、途中八を引いたのは痛かったです。456の三色は、出現頻度が一番低いんですが、その理由をなんとなく感じます。
経営上の悩みを、元祖250円弁当の友人に相談したら「気晴らしに店舗見学セミナーに行ってみないか」と誘われました。見学させてもらったのは、朝の開店前の食品スーパー。
写真は越谷市のマルサンさん(許可を得て撮影)。商品の搬入や、バックヤードでの食品加工の手際の良さに驚きました。サンマ10円、ニンジン10円、ジュース10円など、どう考えても安すぎる商品ももりだくさん。仕入れの努力は、半端じゃないそうです。
さらに驚いたのは、社長や各売り場の責任者が、仕入数量や加工数量や、売り上げや経費などの詳細な経営情報を、正確に把握しており、それを惜しげもなく教えてくれること。ただし、仕入価格については、取引先に迷惑がかかるのでダメ。
これまで友人の250円弁当店も、たくさんの見学者や研修生を受け入れています。「ライバルが増えて、たいへんだよ」と、笑ってました。
開店前の道路には、300人くらいの行列ができ、開店後も入店制限をしながら営業していました。スーパーを見学して雀荘経営がうまくいくワケではありませんが、活力のある店は、元気を与えてくれます。
2シャンテンです。ツモ(1)。
うっかり五を切って、リャンカンに受けてしまいました。
当然七切りが正解ですよね。
ツモ六でリーチ。へへへ。
オーラス、流局寸前に3着目の親がリーチ。それに飛び寸前の年配の女性が、一発で赤(5)を放銃。親マンでトップになってしまいました。
「ラス半!」元もとトップ目だったお客さんは、理不尽な展開に憤慨して、その場でやめてしまいました。
たぬでは、ハコ下一万点までは、ハコ清算と同額ですが、それを超えると五百P加算されます。ハコ下は四千五百Pと、五千Pの2種類にして、極端な暴牌(たとえば箱寸前から役マン放銃など)を防ぐようにしています。
水道橋店は4日からの営業開始。それまで待てないお客さんは、他の店舗に足を運んでくれました。ありがとうございます。
最近、上達著しい女性クルーの、ちょっと難しい牌姿。三色やチャンタ・リャンペーコなどの可能性があります。チートイツにするのは、もったいないような気がしますね。
(2)切りは、チャンタがもったいないけど、狙いは四アンコ。その後4ソをツモ切りしてテンパイ取らず。下家が423でチー、上家も324でチー。悲しいことに、たった1巡で四アンコは消えてしまいました。
あけまして、おめでとうございます。昨年はお世話になりました、営業開始は2日正午(水道橋店のみ4日11時)です。今年もよろしくお願いいたします。
高田馬場のウェンディーズは、閉店特需で大盛況でした。気がつくといつのまにか、道路をはさんだコットンクラブの横に、フレッシュネス・バーガーが開店していました。フレッシュネス・バーガーの社長のKさんは、かつてぼくが、ほっかほっか亭を経営していた時の、本部の創業者メンバーでした。元もとはデザイナーなので、店舗作りもおしゃれです。
コットンクラブ(吉本繁樹さんデザイン)と並ぶと、そこだけアーリー・アメリカンの町並みのようです。(行ったことないけど)。
ウェンディーズ閉店後は、目の前のフレッシュネス・バーガーにお客さんが流れそう。でももしかしたら、跡地にマックができるかもしれないのが、商売の予測の難しいところです。
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