山下洋輔トリオ
日本のフリージャズの元祖、山下洋輔トリオ復活祭が、7月19日(日)日比谷野外音楽堂で開催されます。トリオ結成40周年ということで、テレビ朝日「題名のない音楽会」6/28(日)、7/5(日)でも、タモリさんをゲストに特集が組まれてます。(BSで再放送あり)
ぼくも末昭さんも古くからのファンなので、いっしょに観に行きます。ポスターは佐伯俊男さん。山下洋輔トリオとタモリさん
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日本のフリージャズの元祖、山下洋輔トリオ復活祭が、7月19日(日)日比谷野外音楽堂で開催されます。トリオ結成40周年ということで、テレビ朝日「題名のない音楽会」6/28(日)、7/5(日)でも、タモリさんをゲストに特集が組まれてます。(BSで再放送あり)
ぼくも末昭さんも古くからのファンなので、いっしょに観に行きます。ポスターは佐伯俊男さん。山下洋輔トリオとタモリさん
(講談社・さいふうめい原作・星野泰視作画)
麻雀は4人でやるゲーム。それぞれ13枚ずつ牌を持ってゲームをする。自分の番が来たら14枚目の新しい牌を1枚引いて(ツモるという)いらないものを1枚捨てる。そのくりかえしで、4メンツ1雀頭を作る競争なのだ。たとえばこんな完成形もそのひとつ。
左端の中から3枚ずつ3組がすでに完成したメンツ。中中中や666ソのように、同じ牌が3枚組のものと、(123)のように順番に並んでものの2種類ある。メンツとして未完成の二三のところに、一を持ってきてアガリになったところ。
三色とイッツーのくっつきテンパイのところに、ピンフ・イイペイコになりそうな5ソをツモ。リャンメン重視で8ソを切ったら、即裏目の7ソ引き↓でリーチ。
理想形に比べると↓、だいぶ見劣りがしますね。
「ロン、4・4・2・2符でゴーニです」新人女性クルーが申告してました。1フーロのタンヤオ・トイトイは(ツモり三アンコ)点パネ、と丸暗記しておくといいですね。2フーロはピッタリで、しません。
タンピン・イイペイコの1シャンテン↑。ここにツモ七↓で3メンチャンに取れるようになりました。
その場合イイペイコは無くなりそう。「マンズに勢いがある」と判断するプレイヤーもいるようですが、バランス的にはツモ切りで良さそう。こんな↓29枚受けになるかもしれません。
マンズ残しの理想は31枚受けですが、
ぼくはチートイツのテンパイは取らないことが多いです。(仮テンの後メンツ手に変更)
前に紹介したと思うんですが、赤入り麻雀では、本来なら先切りすべき5のトイツを、テンパイまで温存することが多い。今回のは同じく赤の受け入れですが、シャボではなくリャンメンで赤を受け入れようとするケースです。
3ソと(2)はどちらも2スジにかかりませんが、3ソ切りが基本。先切り牌の外スジでも、ドラ受けやドラマタギが危険なように、赤を受け入れられるパターンは、そうでない場合((2)切りなど)よりも、やや危険になってしまうんです。(近代麻雀より)
完全1シャンテンの14枚から1枚切るシーンです。テンパイ時に(2)(3)で放銃するのはやむなしですが、2スジにかかっている6ソで放銃するのは避けたい。6ソを先切りするのが一般的です。
なので、リーチ宣言牌のマタギよりも、先切りの6ソのマタギが危険になるケースがあります(20分の12)。近代麻雀より。
イイペイコの1シャンテンから、
イッツーの1シャンテン。
さらに三色の1シャンテンに。
三色も魅力ですが、何よりリャンメンなのが嬉しいです。
ピンフのメンツ候補が余り気味のところにツモ3ソ。ピンフのチャンスを少しでも多くするためにはツモ切りですが、いっきょにタンピンまで狙うなら1ソ切りもあります。実戦では1ソ切りの後、ツモ4ソで三色の可能性もあるような…。
ここは北のトイツ落としが良さそうですね。三色を狙うのは(6)(7)あたりで雀頭ができてからでも、遅くないと思います。
中堅女子クルーの完全1シャンテンです。ここにツモ四で素直に七切り↓。
テンパイ前に三か五を引けば、345の三色も狙えます。細かいことですが、三色狙いなら四ツモ切りもあり。三五は6枚ですが、五八は7枚あるからです。
オーラスでホンイツのテンパイしたところに、ラス目の常連さんから一切りのリーチ。見送り。点パネの三か赤五ならトップ、ツモでもトップ、直撃でもトップになれます。
その時のトップ目は「お金あんまりないんですけど、だいじょうぶでしょうか?」という若いご新規さん。お店としては、あまり負けずに長く遊んでもらって、また来てもらいところです。ぼくが2着確定でロンすれば、ご新規さんのトップですが、片八百長のようなゲームは、良くないと思います(自分がトップを取りたいだけ?)。
同巡の安全牌は、大きくツモ切りせずに、手牌にくっつけてから、「手変わりもあるよ」のカラ切り。ご新規さんがちょっと首をかしげながら一切り。「ロン」。すかさず常連さんが「親方ぼくの一見逃しましたね」と指摘。「いやその…」その後、ご新規さんは来てくれません。
親で流局寸前、片アガリというか形テンのつもりで、5ソをチー。最後のツモで、望外のダブ東をツモって「1300オール」。ありゃ?1600オールですよね。点パネしまくってるし。「300×4=1200点差で、着落ちしませんように」心配無用の周回遅れのラスでした。
ドラ3の棒テン狙いのところに、赤五ツモ。メンゼンの速度は落ちますが、タンヤオ狙いで1ソ切り。さらに7ソを引いたので、ソーズのリャンメンを捨てて、ポンチー自在形にしました。
チーは2倍速・ポンは4倍速相当、とみなします。
5月のアンケートによる、全自動卓プレゼントは、ぎょんざさんが当選しました。おめでとうございます。「レート・場代・ご祝儀などのバランスが、気軽に遊べて良い」などのご意見をいただきました。ご協力ありがとうございます、6月のレポートもお待ちしております。
オーラスでぼくがトップ目。2着がハネマンをアガるか、マンガンを直撃されなければ大丈夫。中盤に(9)が出た時、2着目のかたが一瞬手が止まったように見えましたが、そのままツモ切り。
テンパイしているぼくがツモったのが(6)。「さっきの(9)がもしアタリなら安目だったのかも。(6)でタンピン・三色・ドラ2とか…」と勝手な推理をして(9)と入れ替え。「ロン!マンガン」なんと、ピンフ・純チャンの高めだって。やられた~。
「あら、サイバラ先生いらっしゃ~い」たぬ新宿店の上にあるバーの店長さんは、どうやら新宿二丁目出身らしい。西原理恵子さんが登場すると、すぐに携帯でゲイ仲間に連絡、西原ファンが集まってくるんです。西原さんが、ゲイカルチャーに敬意を払ってることを知ってるんでしょうね。
「ダブ南三色ドラ1で、マンガン」という構想↑でしたが、九をツモって五を切ってしまいました↓。
最初は678を考えてたんですが、こちらはやや789寄り。でもせっかくのダブ南が雀頭候補になってますね。
メンツ手の1シャンテンで、もしかしたらピンフになるかも。ここにリャンカンになる7ソをツモ↓。
棒テンなら(8)切りですが、ピンフはダメかも。ちょっとオカルトですが、逆に↓すでに7ソを持っている所に(8)を引いたらどうでしょう。同じ1枚の牌姿です。
ぼくは、つい3ソか7ソ切りを考えそう。ゲームやギャンブルファンは、後から来た材料を大事にする傾向があるみたい。配牌からあるターツがなかなか完成しないことを指して、「死にメンツ」と言う人もいます。
「ちょっと待ってください」立ち番をしてたら、そばの卓で常連さんが腕組み。5ソ切りならイイペイコ狙いの7枚待ち、6ソ切りならエントツ待ちで同じく7枚。7ソ切りならツモリ三アンコまであるかもしれません。けっきょく6ソ切りのエントツ待ちにして、一発で赤5ソをツモってました。
麻雀牌のデザインは美しい。大きさや重さも、指先でつまむのにちょうどいいくらいだ。ゲームはこれらの牌を裏返してにしてシャッフル(洗牌・シーパイ)し、牌の絵柄が見えないようにキチンを並べてからスタートする。上下二段に積んで長く並べた牌をヤマと呼ぶ。スタートの時はサイコロを2つ振って、ヤマのどこから牌を取り始めるを決める。これはカードゲームのカットに相当し、ゲームの公平性やイカサマ防止のためになる。
現在の麻雀牌はプラスチックでできているが、かつては象牙や動物の骨などの、いろいろな自然の素材でできていた。麻雀牌の背中の部分はブルーやグリーンだが、昔スライスした竹が貼り付けてあったなごりなのだ。哲也の時代は、麻雀牌のヤマを手で積み上げて作っていたが、今では電動の全自動卓がほとんど。これによって、現在ではイカサマはめったに見られなくなった。
2軒リーチを受けた、常連さんの1シャンテン。真っ向クジラの勝負所ですが、ここに三を引いて手が止まりました。
先の三色狙いの手ですが、実戦では九を暗カンし、中の1枚落としでリーチ。即リーしなかったのは判断ミスですが、結果的にはマンツモ条件をほぼ満たせました。(リーヅモで60符・高めツモならマンガン相当・裏ドラの可能性も5割以上)
マンツモ条件のオーラス。三色の1シャンテンのところに、ツモ中で三色にならないテンパイ。6ソ切りで即リーすべきシーンですが、三色にこだわって、七切りの仮テンにしてしまいました。バカ。
全自動麻雀卓プレゼントクイズのチートイツのシーンもそうですが、即リーで裏ドラ期待のほうが、手を遅らせて三色を狙うよりも、目的達成の可能性は高いと思います。
メンピン・ツモ・イッツー・ドラ1をでも、ハネマンになりますよね。
点棒の少ない女性クルーの1シャンテンの14枚。(1)切りでチートイツに決め打ってました。チートイツはツモってハネマンが望めますが、メンピン・ツモ・ドラ3もハネマン。フリーのご祝儀麻雀では、ピンフのくっつきテンパイがお得だと思います。
「レコード会社がCD出してくれないんで、自分たちで作った」という、「ペーソス・イッテコイ・ショー」。モツ焼小唄・イッテコイ節など、全6曲で千五百円(CDR)。ライブ会場のみでの行商です。「綾小路 きみまろさんも、こうやってブレイクしたんだからね」
6月のお題もチートイツ。
①チートイツの見抜き方。
②赤3枚入り麻雀です。序盤にチートイツのみをテンパイし、即リーのつもりです。五は赤1枚を含む2枚残り、6は3枚残りですが、どちら待ちにしましょうか。
締切:6月30日
宛先:tanu-goten@nifty.com
当選者発表は7月15日です。
力作をお待ちしております。
麻雀研究家のベンジャミン・ボアズさんが、在日外国人向けの、英字雑誌を送ってくれました。初の外国人女性麻雀プロの、ジェンさんが表紙。英文の記事では、プロ雀士としてのジェンさんの紹介の他、麻雀の遊び方、たぬやミスチョイスなど、お店の紹介などもしている(らしい)。たぬ本店は、たぬメイン・ブランチと言う(らしい)。
(講談社・星野泰視・さいふうめい)
親方の麻雀基礎講座。麻雀はこうやって遊ぶ。
麻雀は4人でやるゲーム。それぞれが13枚ずつ牌を持ってゲームをする。自分の番が来たら、14枚目の新しい牌を1枚持ってきて(ツモるという)、いらないものを1枚捨てる。そのくりかえしで、4メンツ・1雀頭を作る競争なのだ。たとえばこんな完成形もそのひとつ。
左端の中から3枚ずつ3組が、すでに完成したメンツ。中中中や666ソのように、同じ牌が3枚組のものと、(123)のように順番に並んでいるものの2種類がある。メンツとして未完成の二三のところに、一を持ってきてアガリのなったところ。この形だと、一と四のどちらでもOKなのがわかるかな。一番右の九九の2枚組を雀頭と呼び、これも必ず必要だ。
ちなみにこのアガリはかなりスゴイ。ドラという懸賞用の6ソを3枚使っているから、他の3人からいっぱい点数をもらえるぞ。麻雀牌を13枚ずつ持ってゲームを始めると、上の例のように誰かがアガるか、持ってくる牌がもう無くなったら、その1局は終わる。これをだいたい10局くらいくりかえして、最終的に持ち点が一番多かったが、そのゲームの勝利者だ。勝利者はトップといって賞賛されるのだ。
毎日お客さんの闘牌を見てますが、昔に比べると格段にテンパイ速度が上がっています。イッツー目の1シャンテンです。
ここに5ソを引いたら、すかさず(2)切りでピンフ狙いの完全1シャンテンにしてました↓。おそらく、ピンフというよりも、リャンメン・リーチを目指しているんでしょうね。
でもって五と7ソを引き入れて、見事三色リーチなのでした。
完全1シャンテンは20枚受けですが、次のはどうでしょう?
出現率の高い2トイツ・リャンメン2つ残しではなく、3トイツ残しの22枚受けです。狙いはイイペイコか、ツモり三アンコですね。ここにツモ八で6ソ切りにしてみました。
47ソの8枚枚は消えましたが、チートイツの七九の6枚が増えて、完全1シャンテンと同じ20枚受け。お奨めはしませんが、四アンコの楽しみが少しあります。
「西原だす。小島先生が九連アガってたよ」西原さんからメールがありました。小島武夫プロの九連宝灯(写真はたぬクルーを指導中)
「親方って、哲也の単行本で解説してたのに、廉価本のほうには載ってないですよね」他にも要望があったので、こちらでも、少しずつ紹介しますね。
完全1シャンテンというのは、2トイツ・リャンメン2つ残しで、20枚受けのこと。こちらは2トイツ・ペンチャン2つ残し(残り?)で12枚受け。でも鳴きの倍速換算まで入れれば、20枚相当とも言える。つまり完全1シャンテンとは呼ばないものの、それに近いと。
そこにツモ6ソでドラ受けができました。ぼくは(9)を切って、メンゼン限定の15枚受けにしてしまいましたが、どうやらたぬのメンゼン・チップの習慣が出たようです。
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