読める待ち
近代麻雀のぼくの記事から一部ご紹介。
2フーロしているけど、まだ1シャンテンの14枚↑。このコーナーでは1シャンテンでも2シャンテンでも、たいていの場合は2トイツ残しをお奨めしていますが、この場合はスジのカブリを解消する(2)切りで3トイツ残しにします。
2トイツ残しは主にメンゼンのセオリーで、鳴いた場合は3トイツが有効なケースが多い。次に(1)がポンできたら(5)切りで(3)(6)待ちになります。逆の立場から見るとこのような(2)先切りの後に(1)をポンされたら、ほぼ確実にテンパイ。
でもって、わりと高い確率でスジのカブリを解消した(3)(6)が本命になります。もちろん手牌のパターンはたくさんあるので「コレ一点」とまでは読めないのが現実。例えば(2)を切る前の14枚が次のようなケースとか↓。
もっともこれだと得失枚数は(6)切りが僅かに有利そうです。ちなみに先の(1)ポンのケースですが、もし(5)ポンで(4)手出しの場合はどうでしょう。先切りの外でスジの(1)が安全とはいえませんよね。タイトルは「読める待ち」としましたが、手牌4枚のホンイツでも読みの精度はこの程度のもの。メンゼンでは至難のワザだと思います。
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