三アンコと三色
ラス目で迎えたオーラスの親。細かく連チャンしても追いつかないので、できれば親マンクラスにしたい。上図のようなツモり三アンコの1シャンテンのところにツモ一で三色目もできた。メンゼンでのテンパイ速度は2トイツ残し(アンコ含ます)が有利だし、ツモり三アンコはツモらないとダメなのでニ切りにしてみました。
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ラス目で迎えたオーラスの親。細かく連チャンしても追いつかないので、できれば親マンクラスにしたい。上図のようなツモり三アンコの1シャンテンのところにツモ一で三色目もできた。メンゼンでのテンパイ速度は2トイツ残し(アンコ含ます)が有利だし、ツモり三アンコはツモらないとダメなのでニ切りにしてみました。
新宿店のゆかたまつりも無事終了しました。
まずは、こちら
1、2、3! と3の倍数だけあほになっている
ちひろ&ひろこです!
今回は平日2日間の開催でしたが・・・
たくさんの方々ご来店ありがとうございました。
こちらは27日組のみなさん!やちさんは浴衣でこの日届いた本棚を
組み立ててくれました。
こちらは28日組の3人。
竜君は竜君だけに龍のゆかたでした。
私、この日のために髪がプリンだったのを染め直したので
竜君に
「今日なんか私いつもと違わない?」
と聞くと自信満々
「ん・・・浴衣を着てる!?」
と答えてきました。 サイテー!
そして、この日なぜかクルー全員麻雀強くてびっくりしました。
次はハロウィンですね! お楽しみに・・・!
テンパイですが、タンピンやドラの受け入れを考慮して、1シャンテン戻しにする典型的なパターンです。(1)切り。構想どおりの牌ならいいんですが、タンヤオ・イイペイコになる(4)を引き戻した時のことは考えておきたい。
ソーズのタンキで仮テンに取るのか、(4)ツモ切りあるいは(7)切りにするのかですね。
9月1日発売の近代麻雀の記事に次のように書きました。「リーチをかけても必ずしもみんなが降りるワケではない。ラス目の人やガマンがきかない人などが前に出てくる」
万里さんとのハンゲームから。ラス目のぼくは、ダブ東のドラがトイツの1シャンテン。そこに下家が三切りでリーチ。ポンの後付けも考えましたが、片アガリ2枚待ちでは自信がもてずに見送り。臆病なのか冷静なのか微妙。数巡後に下図の1シャンテンの14枚。
四が通っているだけで他はすべて無スジ。七切りでチートイツの決め打ちにすると、ドラの東と(9)のシャボ受け4枚を捨てることになる。ラス目でガマンの聞かない人は、五でマンガンを放銃してしまいました。
ハンゲームで23時から2時間ほど万里さんと遊んでます。HI半チャン・クイタン有り、ロビー番号15「たぬ御殿」でお待ちしております。
小島武夫プロの快気祝いに、西原理恵子さん、花摘香里さん、ニシヲさんたちと一杯飲みました。
小島さん「心臓の血管の簡単な手術をしたら、この歳で下半身の血行まで良くなっちゃってねえ、ガハハハッ」
西原さん「ほう、血尿でも出たんかい」
8月28日(木)23時からハンゲームで万里さんと遊んでいます。麻雀3の交流広場のHI半チャンロビー。部屋名は「たぬ御殿」ロビー番号は同時刻にこちらでお知らせ。希望者が多いようでしたら、1回交代でお願いします。ぼくのID「おやかたの」で検索するとたどり着きやすいようです。お待ちしております。
↑ここに(7)を引いたら2種類の三色には対応できない。四七の残り枚数を確認しながらどちらかに絞る。一般的には外寄りの三色が完成確率が高いようですが、(4)切りだと捨て牌がわずかに弱くなるかもしれません。
続いてツモ五。
「両スジにかかる五を先切り」「4枚持ちの47ソは危険」などの防御的な考えもありますが、攻撃力優先で赤五期待の7ソ切りがおススメです。
4トイツ(アンコ含む)あるので、チートイツか三アンコが期待できそう。ツモ(4)で456の三色が見えないこともないけど、リャンメン待ちの7ソを切る度胸はない。けっきょく2トイツ残し(アンコ含まず)の北切りにしました。(5)や(7)を引けば、まだ456や567の三色が狙えそうです。
8月27日(水)28日(木)は新宿店のゆかた祭りです。クルー一同、ご来店をお待ちしております。
567か678の三色の材料は5枚。ツモ(4)、打1ソでタンヤオへ。すぐに4ソを引いて345の三色の材料が6枚に。四の1枚落としで浮かし打ちにしてみました。
四を1枚持ち続けるのはスリルがあります。
夏も終わりに近づいてきましたね。昼間はわびしい新宿ゴールデン街。地元の古老の話だと「戦後の青線(非公認遊郭)と屋台飲み屋の寄せ集めが街の始まり」だそうです。一番奥は花園神社。
もしかして、エントツ待ちのタンヤオ確定が良かったかも。いやいや、最初にモクロミどおり、三色狙いが正解だったのかも。うーん。
お、三色のチャンス。ということで(4)切り。すぐに(7)を引いて、タンピン・イイペイコ狙いに切り替えて5ソ切り。
さらに(5)を引いて即リー。
(6)即ツモで裏ドラ2枚かも…と期待したけど空振り。2巡後に(9)でロンで裏ドラ無しでした。
8月28日(木)23時からハンゲームで万里さんと遊んでいます。麻雀3の交流広場のHI半チャンロビー。部屋名は「たぬ御殿」ロビー番号は同時刻にこちらでお知らせ。希望者が多いようでしたら、1回交代でお願いします。ぼくのID「おやかたの」で検索するとたどり着きやすいようです。お待ちしております。
何を思いとどまらせようとしているんでしょう?
近代麻雀オリジナルの付録に、麻雀プロ試験の問題集が付いていました。下のような実用的な何切る?から、超難問まで様ざまです。
補欠合格の場合は、こうしたトレーニングを積んでから正式に合格になることが多いようです。答え上から7ソ、(6)、(7)。
(7)切りで1シャンテン、ツモ次第では次のような三色も望めそう。
そのとおりなんですが、序盤だとぼくはたいてい北のトイツ落としで2シャンテン戻しにしてしまう。たぶん損な選択だと思うんですが、タンヤオ好きなもので。最初の牌姿にツモ(7)だとチートイツの1シャンテン↓。
これもつい、2シャンテン戻し(メンツ手もチートイツも)に。タンヤオ以外のメリットとしては、捨て牌が弱くならないことくらいでしょうか。
「ロン、5800です」たぬの女性クルーが、中盤にダマテンでロン。次のような手変わりを待ったのかもしれませんね。
でもせっかく「2の2の2」に仕上がったんだから即リーがお奨め。手変わりを待っているうちに他家のリーチがかかってから追いかけるようでは勝ち味に乏しい。空振り上等、追いかけリーチ覚悟で先行リーチをかけましょう。先行テンパイより先行リーチが大事だと思います。
ダマテンにする主な理由は、1「ダマなら出やすい」、2「手牌の変化待ち」、3「いつでも降りられるように」など。このうち1と2は時代とともに徐々にその意義が低下。意外と重要なのが、一番地味な3ではないかと思います。
ファン牌のドラが見えていない、特に親がポンポンしてたら、リーチは怖いですよね。また、場を良く見ないで、何気なくリーチをしたら、親やライバルの追いかけリーチを誘発してしまうこともある。しかもヤバそうな捨て牌じゃないか、とかね。
9月15日発売の近代麻雀のぼくの記事「麻雀で食え」より。昔からダマテンにしたほうがいいと言われるパターンがある程度セオリー化されています。いくつか挙げますが、結論からいうと現代麻雀では徐々にその意味を失いつつあります。役アリ4枚待ちのゴーニ。
ツモれそうもない、ダマなら出やすい。ダマでもツモればマンガン、などが主な理由とされています。次のは役アリのマンガン、ツモってハネマン。
下図はチートイツのドラ待ち。ダマで ロクヨン、ツモならマンガン。リーチしてもロンで裏ドラが乗らなければマンガンしかない。1600増やすのにリーチ棒は損、などが理由です。
8月18日(月)は水道橋店の2回目のゆかた祭りです。クルー一同お待ちしております。
配牌と絶好のツモに恵まれて中巡にテンパイ。
三色狙いでエントツ待ち(7枚)も考えましたが、リャンメン(8枚)でリーチ。どちらを選ぶかは微妙ですが、ご祝儀の比率が高いほどアガリ枚数重視になる。もし雀頭が黒(5)だったら(4)切りリーチで高め5枚を期待します。
上図は出現頻度がわりと高い、リャンメン待ちもエントツ待ちも同じ7枚になるパターン。メンピン・ツモ・赤2・裏1の(ピンヅモ2ハン)のハネマン狙いをお奨めします。
完全1シャンテンよりもさらに完全なのが?コチラ。(6)切りなら同じ19枚受けでも、確実にピンフが付く。一切りと(6)切りでは得失枚数は同じく4枚。枚数が同じなら手役の可能性を追ったほうが期待値は高いということですね。同じように見えても次のケースは違う。
(6)切りでピンフの可能性を残すよりも、一切りでタンヤオを確定させたほうが有利。マンガンまでは(ピンフよりも)タンヤオ優先、ハネマン以上はピンヅモ2ハンを活用するのがいいと思います。
これもぼくは2トイツにせず、八切りでピンフ・三色狙いのターツ・オーバーにしてます。一方1ソ3ソと切れば、次のような完全1シャンテンが期待できる。
先の八切りの場合は下図のような半歩遅れになりそうですが、「アンコは不要」と割り切ってます。
15日(金)16日(土)は本店のゆかた祭りです。クルー一同お待ちしております。
1シャンテンでも2シャンテンでも、牌効率アップには2トイツ残しが有利なことが多い。ただし上図のようにピンフの可能性が僅かでもある場合は別。受け入れ枚数が同じ4枚なら(6)切りでピンフを狙っても損することはありません。
では2つのトイツが両方とも3から7までの中張牌だったらどうでしょう。正解かどうか自信はありませんが、ぼくは2トイツ残しでペンチャンを外してます。先の例と違うのはいったんシャボを残してもその後ピンフへの変化が期待できる点ですよね。
タンヤオの1シャンテンなので(9)切りが普通ですが、同卓していた根本佳織プロがピンズのホンイツ風に2フーロしているので、トップ目のぼくとしてはちょっと切りづらい。赤(5)入りのマンガンだったらヤだし。五切りで様子を見てたら(1)ツモ。やむなく窮屈なイッツーに向かいました。結果はダマで黒(5)ツモの2000オール。
途中で知ったんですが、この日のルールはやや競技麻雀ふうで、赤無しの30000点持ちの30000点返し、トップ+12P、2着+4P、2着・4着はその逆というもの。トップと2着は8P(マンガン分)しか違わないのなら、もっと攻めても良かったのかもしれません。
チャリティ麻雀大会1回戦の点棒が平らな状態。123か234の三色が見える1シャンテンにツモ1ソ。ただしトイメンが四五六(456)と鳴いており、手出し牌が5ソ。「チー出しにソバテンあり」に従えば4ソは本命。でもぼくは「三色2フーロは3メンツ目は完成ずみ」という自分勝手なセオリー?を持ってるので4ソ切り。「ロン」
いちおう推理は当たってるんですけどね…
「チー出しにソバテンあり」は、親方ブログ2008年3月 9日 杉山太一郎さんのレポートに詳しく載っています。
28がドラの時よりも重要な対応がコチラ。完成メンツにドラを引いたら、すぐに入れ替えないで雀頭の切り替えを目指します。一切りで3ソ引きのタンヤオよりも、ドラの四引きに期待するほうが、同じ3枚待ちならお得。うっかり一を切って、その後四をツモ切りすると、高得点を逃すだけでなく、捨て牌が弱くなってしまいます。
千代田区のチャリティ麻雀大会に出場。「おーっ」小島武夫プロの卓で歓声があがりました。流局したリーチ者が8ソ待ち(序盤に5ソ切り)、もう1軒が8ソで九連宝灯のテンパイ。
リーチを受けた小島プロは、雀頭の切り替えで8ソタンキでした。
大会は16チーム32名参加。小島武夫・宮内こずえプロのチームは2位(小島プロ個人は4位)、ぼくはリーチ・ドラ3・カンチャン・親・あっ裏2、などに恵まれ、たぬチーム3位(山崎個人は2位)と好成績でした。
ドラの8ソを引いてすぐに5ソと入れ替えてしまうと、次に赤5ソを引いた時に困る。上図の場合はムダ牌の(9)を切って、赤5ソやドラをもう1枚引くことを期待します。ただし、下図のように最速の手組みでムダ牌が無い場合は入れ替えもやむを得ません。
↑(リャンメン・カンチャン)↓(リャンメン・エントツ待ち)
お盆のせいなのかお店がヒマです。第19回最強戦のオンライン・バトル予選はお盆休み明けの15日(金)から。気楽に参加できるのがいいですよね。期間中はぼくもちょくちょく遊んでいますので、遭遇した時はよろしくお願いします。HN「おやかたの」最強戦はこちら
ドラの(8)を組み込んだ三色になれば最高ですが、メンゼンは難しそうなので中はイチ鳴きのつもりです。そこに赤(5)をツモ。
一般的にドラが2や8の場合、(赤567)のようにメンツを固定すると、ドラ引きで(赤5678)になった時に、どっちも切れずに困ってしまう。でもこのケースは(6)を切っても(9)でカバーしてくれるのでだいじょうぶです。ツモ(8)。
(9)切りの2シャンテンの時点で他家がツモアガリ。鳴き損ねたワケではありませんが、やっぱりメンゼンでは無理でした。
1軒が5を切っており、もう1軒が2切り、最後の1軒が序盤に3がカブってる。 高めが残り3枚でも、
「ダマならアガったも同然」
の気分になってしまいます。また、マンズとピンズのホンイツがいると、激安のソーズのアガリは鉄板です。
「ダマなら…」と書きましたが、実は「ダマでもリーチでも…」かもしれないのが、判断に迷うところですよね。ぼくは空振り覚悟でリーチを心がけています。
出現頻度が高い2トイツ・リャンメン残し20枚受けの完全1シャンテンです。それに比べて次のはわずか12枚受け。
「4ソを引いて3メンチャン」のメリットも決して大きいとはいえません。ここからビデオの巻き戻しです。ツモ(6)を手中に残して安全牌を無くします。
次に下図のように2ソか3ソを引いたら、冒頭のな完全1シャンテンにできます。安全牌を持たずにリスクとチャンスの両方にチャレンジしたほうが、トータルでは有利になると思います。(順序は逆も可)
ピンフ含みのわりといい形の2シャンテンの14枚です。2ソか3ソかピンズのペンチャン落としか、何を切っても裏目のリスクが4枚生まれる。ぼくはタンヤオ好きなので、ペンチャン落としで次のような好形の2シャンテンを期待。
下図のように五を引いても3トイツになるのでツモ切り。2ソや(6)でないのはマンズが3メンチャンだからですね。
次に(下図)マンズが2メンツになって1シャンテン。
ソーズのスジがカブっているのを解消する2ソ切りで、2トイツ・リャンメン残しの完全1シャンテンに。(6)切りはスジがカブるし(4枚損)、タンヤオが無くなるリスクがあるので二重に損だと思います。
「近代麻雀」(竹書房)の連載「麻雀で食え」から一部ご紹介。
「高め6をダマで狙い撃ち」
なんてめんどうなことを考えないでリーチをかけましょう。 特に場に69が出ていない場合は絶対にリーチです。
「8枚待ちだからリーチ」
という理由ももちろんありますが、重要なのは
「敵は69がいらない」
「ダマテンならアガリやすい」
とは限らないということ。
例外的にダマにするのは、トップ目のライバルがたまたま6を切っており、ダマなら直撃できそうな時くらい。
高め残り3枚が2倍速で6枚相当になる。
では別の人も6を切っていたらどうか。残り2枚が3倍速でやはり最大6枚相当と見る。
ちょっと面倒ですが、同じ人が6を2枚切っていた場合は、残り2枚が2倍速で4枚相当とアガリの可能性は下がる。
つまり、残り枚数が同じでもダマテンにした時のアガリやすさは場合によってが違う。
いわゆる「場に安い状態」ほど、ダマテンの威力があるということですね。
「たぬ御殿」の牌譜の部屋に、ダマテン20連チャンが自動再生できる牌譜をアップしました。ただし、ぼくの主観的な確率によるダマテンなので、これが正解というワケではありません。逆にリーチが正解のケースがかなりあると思います。
中堅女子クルーの実戦から。ソーズが左右対称でポンチー自在の1シャンテン。鳴いて楽勝かと見ていたら(9)ツモでテンパイ。3ソ切りのダマテンにしました。カンドラ引きを考慮してのようですが、5ソ切りもあるのではと思いました。カン4ソにして2ソを引けば問題ないのですが、6ソを引いた時の47ソ待ちは6枚。
一方5ソ切りでも2ソに対応できるし、8ソを引いた時に純粋リャンメンの8枚待ちになるからです。
村上プロは相変わらず強いですね。学生時代たぬクルーだった時から、すでに群を抜いてました。今後の活躍が楽しみでつ。(あっ)
前の牌姿を牌のマトリクスに移すと左右対称。「まず七のクッツキテンパイと…」と思ったら一のクッツキもあるということですね。他にもたくさんあるので集中力がたいせつです。今日、新宿店の本走でこんな1シャンテンに。
(4)を引いて(1)(4)待ちなら、(6)も同じですよね。実戦では他家の(5)切りリーチがかかり、こんな最終形で流局しました。
序盤にメンツ手とチートイツの1シャンテン。そこに三をツモってこう。
チートイツのテンパイに取れるけどちょっともったいない。チンイツなら、たとえ仕掛けても一挙に高得点になるので1シャンテン戻しがお奨め。的確にチーポンすればすぐにでもテンパイが復帰しそうです。
(写真は近代麻雀8月1日発売号より)
第19回 麻雀最強戦の予選が各地で始りました。予選会場には人気ゲストプロも登場、腕に自信のある方もそうでない方も、お近くの会場でぜひ参加しましょう。「近代麻雀オンラインバトル」などで、ネット予選も行われる予定です。
イッツーの2シャンテンですが、リャンメンがゼロなので、メンゼンでテンパイするのは難しそう。仕掛けを前提にした場合ペンチャン(4枚×2倍速=8枚)よりもシャボ(4×4=16)のほうが高速になるので8ソ切り。ピンズは赤を引いてリャンメンになるのをやや期待。ちなみに次の場合は何を切っても裏目になりそう。
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